2008年02月25日
台湾誌とは…
こんなことがあるんですね。
もっと勉強しないといけないですね。
本書は典型的な「偽書」であるが、ヨーロッパの知識階層からの歓迎をうけ、広く読まれるに至った。台湾人の服装や食生活、儀式や風習、政治体系、生活様式など、さまざまな事例が具体的に詳述されているが、すべてサルマナザールによる創作である。例えば、台湾人は服装によって身分が判別されるとして、王族、総督、貴族、平民などさまざまな階級の服装が詳しく描写されている。王族や総督一族の衣装は宝石をちりばめているなどと、豪華さが強調されている。それに対し平民は、上着を一枚羽織るだけで陰部を金属製の皿で隠している、という描写をされている。また、台湾では年間に2万人もの少年の心臓を生贄に捧げるという記述もある。特徴的なのは、台湾人と日本人との類似性を強調している点で、台湾人の平民階層の生活習慣は、日本人のそれとほとんど同じであると記述している。ただし、その過程で、「日本人はいつも小さな帽子を被っている」など、日本風俗についての描写も捏造している。
また、サルマナザールは「台湾語」「台湾文字」も捏造しており、書中には台湾文字の一覧表もある。その一覧には、「ani」「meni」「voinera」「zamphi」などと発音されるという台湾文字が掲載されており、台湾語の文字は全部で20字とされている。そしてここでも「台湾の言語は日本と同じ」という説明がなされており、日本人が使わない喉音を台湾人は使用すると述べている。この点においてサルマナザールは以下のように論じている。日本人の祖先は中国から追放されたために、中国を恨み、言語その他全てを中国風から異なる様式にした。そして、日本人の祖先は最初、台湾島に居住したため、いまでも台湾島には日本の言語、風俗が残っている。だが、その後、日本人自身がどんどん言語や風習を変えたため、日本と台湾に差異が出来たのだ、と。だが、無論、以上の内容はすべてサルマナザール一人による創作であり、まったく根拠のない虚言である。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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